【 不動産売却が長引く原因について 】

2024年07月11日

【 不動産売却が長引く原因について 】

 

 不動産を売却したくてもなかなか売れないことがありますが、原因はどこにあるのでしょうか。

 

 ここでは、不動産の売却に時間がかかる原因と長引いてしまった場合の対処法について解説します。

 

 

● 不動産の売却が長引く原因について

 

 不動産の売却にかかる期間は3~6か月とされていますが、短期間で売買契約まで進むこともあれば、なかなか買主が現れず売却期間が長引いてしまうこともあります。

 

不動産売却の流れは大きく分けると①価格査定 ②媒介契約の締結 ③売却活動 ④売買契約の締結 ⑤引き渡しの5段階で、長期化するのは「売却活動」の期間になります。

 

 売却に難航して長引いてしまう原因はどこにあるのでしょうか。

 

 売却価格と物件情報のバランスが悪く、物件の条件に対して価格が高いと売れにくくなります。できるだけ高く売却したいものですが、物件の条件に対して適切な価格でなければ買主は現れません。

 

 売り出すタイミングが需要のない時期だと売却には時間がかかります。転勤が多く発生する春や秋に比べてほかのシーズンは家を探している方が少ないと言えるでしょう。

 

 

● 不動産の売却が長引く場合の対処法について

 

 不動産の売却が長引くと長引いていることで問題がある物件だと思われ、さらに売れにくくなる傾向があります。

 

 少しでも早く売却するにはどんな対処法があるのでしょうか。

 

 買主がなかなか現れないということは物件に対して売却価格が高いと感じている可能性が高いので、売却価格を再度検討して相場よりも低い価格にすることで売れやすくなります。

ただし、値下げしすぎた結果、資金計画や今後の生活に問題が生じてはいけないので、最低価格を決めてから売却価格の見直しをしましょう。

 

 内覧希望はあるのになかなか契約まで至らないという場合は、建物の清掃手入れをすることも売却を早めるコツと言えるでしょう。

内覧を希望しているということは、物件の条件は問題ないと考えられるので、内覧時に建物の印象が良ければ契約に進む可能性があります。

 

居住中の売却であれば、内覧日に向けて掃除や整理整頓を心がけ、水回りは念入りに掃除をしたり、必要に応じてプロに手入れをしてもらうことも考えましょう。

 

 

 

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 不動産の売却が長引く原因は、物件の条件と売却価格が釣り合わないことや売り出した時期が需要の低いシーズンであることが考えられます。

 長引いてしまった不動産売却の対処方法としては、売却価格を下げたり、建物の掃除や手入れを念入りにして、内覧時の印象を良くすることで買主の心を掴みましょう。

 

 

 

 

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